【中日ドラゴンズ】中日OB井端弘和さんが注目するドラフト候補「青学大・常廣投手と国学院大・武内投手」 (2023年9月27日)
ドラフト会議まであと1カ月となりました。来シーズンの巻き返しを狙う補強ポイントはどこか。レジェンド解説者でアマチュア野球ウォッチャーの井端弘和さんに、ドラフトについて徹底予想してもらいました。
――ドラゴンズは2022年のドラフトで7人中、内野手を4人指名しましたね。
井端さん:
「抜けていく選手もいる中で、4人というのは納得のいく選手だと思います」
――侍ジャパンU-12の監督も務める井端さんはアマチュア野球を年間300試合ご覧になるということですが、どのようなところに注目していますか。
井端さん:
「ピッチャーに注目しています。中日は投手がほしいと思います。野手はこのまま育っていけば、という期待がありますから。ピッチャーは何人いても良いんです。中日の25歳以下の投手陣の顔ぶれのうち、ローテンションで投げているのは高橋宏斗投手だけ。先発に食い込む投手が1人でもほしいところです」
――井端さんがおすすめする投手は誰ですか。
井端さん:
「青山学院大学の常廣羽也斗投手と、国学院大学の武内夏暉投手です。常廣投手は2023年の大学選手権で明治大を完封し、大学日本一に輝きました。全投手の中でナンバーワンの評価をしています。
プロ野球で例えると、楽天の岸投手のようなタイプ。キレで勝負できるピッチャーだと思います。特に良いのが腕の振りが速いところ。ストレートとフォークの差が分からず、なかなか打ちづらいと思います」
――もう1人が国学院大学の武内投手ですね。
井端さん:
「中日の左の先発は大野投手が怪我で、今は小笠原投手だけという状況。左で先発ができそうなのは、侍ジャパン大学代表にも選ばれた、武内投手がぴったりです。身長185センチと高さがある上、変化球も多彩でコントロールも良いので、きちんと試合を作れるタイプの投手です」
――左投手で考えると、地元・愛知県の享栄高校の東松快征投手はいかがでしょうか。
井端さん:
「今夏の予選では本来の投球ができなかったかもしれませんが、体格も良くて投げっぷりの良い、パワー満点のピッチャー。マウンドでの堂々とした姿勢も良く、守っている野手にも良い影響を与えると思います」
――野手はどのような選手に注目していますか。
井端さん:
「私は明治大学の上田希由翔選手を推薦したいです。広角に打つバッターです。春のリーグ戦あたりまではレフトに大きな当たりを打っていました。しかし秋に向けて引っ張れるようになりました。しかも春と体つきが変わっているのも、1つレベルが上がったのだと思います。
もう1人あげるとすると広陵高校の真鍋慧選手です。高校の監督の指導で、センターから反対方向ばかりを練習してきました。将来が楽しみな選手です」
――真鍋選手はよく花巻東高校の高校通算140本塁打を放った佐々木麟太郎選手と比較されます。佐々木選手についてはどのように考えますか。
井端さん:
「私は野手の中ではナンバーワン評価をしています。プロ志望となればドラフト1位で消えちゃいますからね。あとはチームの補強ポイントに当てはまるかどうかです」
--最後にお聞きしたいのですが、侍ジャパン監督就任という一部報道がありましたが、いかがでしょうか?
井端さん:
「それはお答えすることができないです・・・」
果たしてドラゴンズはどの選手を指名するのか。「井端予想」は的中するのか。注目のドラフト会議は10月26日です。
▼チャンネル登録はコチラ↓↓応援お願いします!
▼愛知のニュースHP
▼ニュース公式SNS
◇Twitter(情報提供はこちら)
◇TikTok
@tva_news
【主な報道番組】
▼5時スタ 月~金 17:00~17:25
今、気になるニュースを「暮らし」に密着した視点で伝えます。
▼TXNニュース 土日 17:20~17:30
日本や世界の最新ニュースをコンパクトにお伝えします。
▼映像提供はこちら